toggle
2018-09-26

不動産屋らしくない不動産屋さん

『不動産屋らしくない不動産屋さん』

以前、初めて会うお客様に僕を紹介してもらう際『この人、不動産屋らしくない不動産屋さんです』と紹介してもらいました。
最近では、単純明快なこの言葉が一番私たちのスタンスを表しているなと思っています。

20代の頃から不動産屋のイメージを変えたいと思っていて、当時は変えられない自分に不動産屋と名乗りたくない時期もありました。
今は敢えて不動産屋と名乗って、真正面から新しい不動産屋像を目指しています。

設計士と工務店、工務店と庭師、そして不動産屋と工務店。家具屋さんも。
とても密接に関係しているのになぜかお互いにけん制しあっている不思議な業界です。
逆に、全てがかみあったプロジェクトでは本当に素晴らしいものができます。

長年それぞれの立場でこの流れの色々なところに携わってきました。
そんな僕の「MISSION」はこの流れをスムーズにコーディネートしていくことです。
関わる全ての人が幸せになれるために日々挑戦しています。

信頼できるメンバーを集めて心を込めて丁寧に仕事をする。
世の中は変えられないけど、住まいや不動産で困っている人の役に立てるはずです。

このスタンスで仕事をするとき大事にしていることは私たちが「出しゃばらないこと」です。
依頼者が一番もとめているのは中立な「相談相手」。
不動産屋として依頼されたときは、それ以外は求められなければ出しゃばりません。
第三者として依頼者のアドバイザーに徹します(その方がその先の設計士さんも工務店さんもいい仕事ができるものです)。

不動産でも建築でも同じ。
建築では依頼者の方がイメージしている進め方や暮らし方、憧れのシーンに近づけるためのアドバイザーとして全体をコーディネートします。

こんな私たちの仕事のスタイルを知っている方は「不動産屋らしくない不動産屋さんです」と紹介してくれます。
何事も楽しくやっていけるといいなと思っています。

関連記事