石は長持ち

『石は長持ち』

 

今週から一宮市内で庭の改修工事をしています。

庭師と相談しながら駐車場と家との段差に石を使うことにしました。
土留めと言って土が低いところに流れないようにするためのものです。

昔は石垣。今はコンクリートブロックが使われます。

お城の石垣を見ても分かるように『石』そのものは中々劣化しません（大谷石みたいにボロボロと落ちてしまう特性のものもありますが）。
僕は石が好きで、ペリカンビルの外周もこのあたりを掘ると必ず出てくる『玉石』を並べて土留めにしています。もちろん劣化しません。

予算を計算してみると石を使う場合とほとんど金額が変わらなかったのでお客様にもお勧めしました。

当たり前になっていることを疑ってみて知恵を絞ることを大切にしています。
自分で知恵が足りないときは職人さんがよく知っています（本当はこれがおすすめなんだけどなぁ、、、にはヒントがいっぱいです）。

現場では庭師もひと手間を大切にしていました。
『石』をそのまま並べるのではなくて、角を叩いて、削ってから馴染むように据えていました。このひと手間があると随分よくなりますね。

皆さんの丁寧なしごとに感謝です。

庭に植える木を探しに行く工程も楽しみにしています（お客様と一緒に探しに行くと庭が好きになること間違いなしです）。