2018-05-29
伐採木を薪に
不動産や庭の仕事をしていると、庭木や解体する建物の木材を処分することがあります。
ただ捨ててしまうのももったいなし、ごみを少しでも減らすことは関わる多くの人のメリットにつながります。
今回は伐採した柿の木やカイズカイブキの幹を運べるサイズにカットして、近所の薪ストーブユーザーさんにおすそ分けしました。
ちょっとしたひと手間と声掛けですが、皆さんに少しずつメリットがあります。
土地を売却する方は木の処分費が少なくなります。
ゴミとして処分するのか、燃料として再利用されるのかは気持ちの上でも大きな違いではないでしょうか。
薪ストーブユーザーさんは喜んで受け取ってくれます。
私たちは仕事の中で出るゴミを減らすだけでなくてプラスに変えられたことが幸せです。
今回は不動産を売却する方のお手伝いでしたが、売ってしまうのだからただ安く壊せばいいというのではなく、少しでもゴミを減らしたり、丁寧に心を込める手法に共感して頂けました。感謝です。
不動産、建築、解体、庭工事では依頼者の「想い」が置き去りにされていることが多いと感じます。
もう少し時間をかけて考えればもっとよい答えが見つかるかも知れません。
答えは一人一人違っていると思います。
私たちはその答えをみつけるための「みち」を一緒に考えたいと思っています。
伐採木を受け取って下さった方は薪ストーブを使って暮らしているだけあって、ストーブの話や庭の話など楽しいお話が聞けました。冬にこのストーブに火が入っているところをぜひ見せてもらいたいです。
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