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2018-12-12

ペリカンビル30年計画

『ペリカンビル30年計画』

平成31年1月でペリカンビルは築30年になります。
平成元年というバブル経済まっただ中につくられた建物です。

世の中の流行りは30年周期だとか、日本の住宅の寿命が30年だとか、30年という数字は一つの区切りだと思います。
私たちも結婚して、ペリカンビルを始めようと思ったのも30歳くらいでした。

始めてばかりのころ、ペリカンビルの目指すべき方向性に悩むことも多かったです。
その頃に友人からもらった考え方が「ペリカンビル30年計画」です。

仕事ではすぐに結果を求められるし、何ごともとにかくスピードが速いのが今の時代です。
ファッションや飲食はもちろん、世の中の仕組み自体が変わっていくように見えます。

しかし、私たちはこのビルの4階に住んでいるので、流行りで終わってしまっては困るのです。又、地元に残ることを選択した私たちのところへ遠くから帰ってきてくれる友人をいつまでも変わらず迎えられる場所でありたいなと思ったのです。

「ペリカンビル30年計画」はそんな私たちにとてもしっくりきました。
当時35歳なので30年後は65歳。
その時が来たらこどもたちにマイナスの資産を残さないようにビルを解体して更地にできるだけの解体費を子供に渡そうと思いました(その時はみんなで住もうというアイデアもチラホラ聞きますが)。

30年かけて少しずつ完成を目指していけばいいと思えば気持ちも楽だし、本質を見るようになるのではと思います。
そして何より、30年間ここを育てることを思い切り楽しもうと思いました。

皆さんは30年前からいいと思い続けられているものはありますか?
30年後も好きでいつづけられるものはあるでしょうか?
30年という一区切りの一世代を終えたペリカンビル。
お疲れさまでした。
これからも自分が好きでいつづけられる場所にしていきたいと思います。

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